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ラストワンマイルをどうするか?宇都宮市の「スーパースマートシティ」構想に注目しています

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(出典:宇都宮市公式YouTube

 

モータースポーツも自転車も好き。おまけに鉄道や LRT(札幌旅行では乗らなくてもいい低床式新型車両にわざわざ乗ったり・・・)も好き。そんな私は「モビリティリゾートもてぎ」だけでなく、いま宇都宮市が実現を目指す「スーパースマートシティうつのみや」に注目しています。

 

なつかしいフレーズ、”ラストワンマイル”

”ラスト・ワンマイル”とは公共サービスと消費者宅を結ぶ最後の「導線」を言い表すときによく使われてきました。例えばインターネットの常時接続サービスのため光ケーブル網などです。自宅の向かいに立っている電信柱まではすでにギガビット通信用の光ケーブルがきています。契約さえすれば、誰もがギガビット通信を利用できる環境にあるため、通信事業者は加入者宅までの”ラストワンマイル”の争奪をしてきました。

 

最近はあまり聞かなくなったなと思っていた”ラストワンマイル”。宇都宮市の「スーパースマートシティうつのみや」構想にはこのなつかしい、”ラストワンマイル”が登場しています。芳賀・宇都宮LRT ライトラインは太いバックボーン回線のような役割であって、それぞれの地域のハブとなる電停に設けたトランジットから、バス・ミニバス・タクシー・乗合タクシーなどを接続して地域へのラストワンマイルとしようと試みています。

やってみないとわからない。やってみれば良さがわかる。改善点も見えてくる。そんな壮大な社会実験に感じます。私は栃木県民でも宇都宮市民でも芳賀町民でもないので何もコスト負担をしていません。モビリティリゾートもてぎに行くときだけ、ほんの少しのコスト負担をするだけでしょう。だからお気楽な気持ちで語れるのかもしれません。

 

ただ宇都宮LRT ライトラインは赤字ローカル線第三セクター化でも既存の路面電車の活性化でもありません。「仕事をやった感」が多い国政や地域行政が多い中、新規にこれだけのインフラをつくることは全国でも類を見ない壮大な実験に思います。

自分にできることはライトラインで折輪行ぐらいですが、これを機に、モビリティリゾートもてぎだけでなく、延泊していったことがない場所にも足を延ばしてみたいと思います。